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オンラインイベントの語り部として
幻想の島コモドに、新たにNPCが登場しました。
彼女はある期間コモドに滞在し、アニメの世界の影響を受けゲーム内で
発生した様々な事象に関して語ってゆきます。 |
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……
……あんた
自分が何者かって事を
考えた事があるかい?
何の為に生まれてきたなんて
些細なことじゃない……
……もっと根源的な
自分って存在が‘何’なのか
探ってみたことはある?
……
一つ昔話をしよう……
このコモドに封印されている
魔女の話を聞いた事があるかい?
この洞窟には邪悪な魔女が住んでいた。
闇の呪術や黒魔術を駆使して
世界征服をたくらむ女魔術師。
彼女は世界各地を炎に包み
厄災をもたらした……
だが、この地を訪れた勇敢な
戦士四人との戦いにおいて、
一人の戦士の運命と引き換えに
この地に封印されたと言う……
現在もコモドには魔女の
魔力が残っており、その封印を
維持するには強い魔力が
必要らしいが……
今のところコモドの魔女は封印
された後には姿を現していない。
……
どうだい、聞いたことあるかい?
このコモドに伝わるお話だよ。
実際にあった話らしいけど……
この話が伝わるこの世界は
今、もう一つの世界から強い影響を
受けている……その力によって
各地で様々な異変が発生してきた。
この世界と、もう一つの世界には
つながりがあるんだ……
つながりがあると言うよりは
起源が同じ、と言うべきかな。
二つの世界は違うように見えても
元は同じ世界……
違うのは世界を流れた過程と
もたらされた結果……
この世界ではコモドの魔女は
封印されている……
しかし、この世界に干渉してきた
もう一つの世界ではコモドの魔女は
封印されていなかった……
もう一つの世界では魔女は
今も力を持ち、世界を征服する為、
あるいは世界を滅ぼそうと
各地を火の海に沈めている……
その影響でこの世界には
異変が起っていたのだろう。
そして、もう一つの世界の魔女の力は
各地に発生してきた異変と共に
私に注がれてきた……
私はこの体にみなぎる力を
自らのものであると思っていた……
異変が起る度に少しずつ
何かに備えるように蓄えられていく
この力に何の疑問も持たなかった……
あの時見えた……
このコモドがモンスターで溢れ、
炎に包まれる姿……
全ての思念がグラストヘイムに
集まっていく姿……
全て私の夢だと思っていた……
だが、力を得るうちに気付いたのさ。
あれは夢ではなく受け取った
思念だった……
そして……
私が何者であるのか……
……私は……
この地に封印されている魔女。
この体は私そのものではなく
封印された私の力……
魔女の力を受ける為のモノ。
だからこそ、この世界に生まれた時
私には何もなかった……
そして……あと少しだった……
……もう少し力を受け続けることが
できれば、私は復活する事ができた。
……この地に私を縛る戒めを解き、
再びこの世界を自由に操ることができる
本来の力を取り戻す事ができたのに……
思い出させられたよ……
取るに足らない存在だと軽視していた
人間によって、私は封印されて
しまったんだということを……
そして、また……
人間に阻まれてしまったようだ……
この世界の各地に発生した様々な
異変は、ことごとく冒険者達によって
鎮圧されてしまった……
だが、それでも少しずつ力を
蓄える事ができていた……
……力を得て、全てを知り、覚醒し、
復活する準備を整え
‘よりしろ’となるこの体に
‘私’を移すだけで全てが終わり、
そして始まるはずだったのに……
……もう一つの世界からの
この世界への干渉は
大きくなりすぎてしまった。
その為、この世界の影響を
もう一つの世界も強く受けてしまう
流れが形成された……
この世界における異変の鎮圧が
もう一つの世界へ影響を与え
干渉を抑止する事となり……
二つの世界は切り離されて
しまった……
……もはや別の世界からの影響を
受けることもなく、力を得ることも
できない……
……私は消える。
もはやこの体だけでは蓄えられた力に
耐える事ができないだろう……
あんたと話している私は消える……
だが、それは私を生み出したものが
消えてしまうということではない。
‘私’はまた待つことにしよう。
その時が来るのを待って……
この世界に異変が起き始め、
私が生み出されてから
これまでの間……
長いようで短かったが
それでもあんたと話せて
よかったよ。
この世界は干渉を受けることも無くなり
間もなく異変は無くなる……
だけど、この世界以外の全てが
無くなるわけじゃない。
いつか……
また新しい別の世界が
この世界に影響を与えることも
あるだろう……
そうすれば私もまた
復活するかもしれない……
その私が……
今の私と同一とは限らないけど
少なくとも今の私は、その時も
またあんたと話したいと思うよ。
それまでサヨナラだ……

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(C)2004 RO Production/RAGNAROK
THE ANIMATION 製作委員会
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